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いろんなことをつぶやくDJ番組的なブログ。文章書くことはまだ修行中の身です。


ネット海へ放ったいくつかのボトルメール( Messaga in a bottle )       カテゴリーは工事中です



自分の身の守り方

社会 かため

 組織の人間(とりわけ肩書きに長のある大手の正社員)を相手にしていると,その人の指示の出し方の悪さのせいで,せっかく時間と労力を注ぎまくった仕事を台無しにされ,揚げ句は一方的に悪者にされてしまうことがあります(というか,ありました)。あまりにも不条理で誰かに話したくて仕方ないのですが,あいにく私はそのような人を持っていません(家内相手ってもヘヴィでしょうし)。相手の名誉を不用意に棄損してはなりませんから,具体的なことを書いてネット海に流すわけにもいきません。酒飲んでさっさと寝るほかに方法はありません。

 今回良く解ったのは,どんなに相手の気分を害さないようにと普段(それこそ過剰なまでに)萎縮してしまいがちな人(=私)であっても,絶対に「相手にとって都合のいい人になってはいけない」ということ。「仕事の進め方において」その人に気に入られたくて仕事をしているわけではなく,良い物を作りたくて仕事をしているんですが。で,どんなに些細なことであっても,何かかみ合わせの悪い物事が起こったとき……物わかりいいつもりで,黙って呑み込んでしまってはだめなんですね。先方から押しつけられた格好のコミュニケーション不足に対して,絶対に妥協してはならないということを痛感しました。

 尋ねたことにろくすっぽ返事すらしてくれず,とにかくいい物作って寄越しやがれ——としか言わない人は危険です。本当に危険です。能力とは無関係なことで,こちらの経歴に傷がついてしまいます。最初から漠然と「洗練された完成品を」って言われてもねえ。こっちにしてみれば「どういうものが良い物なのか」ってのは説明して貰わないことには解らない。プロトタイプって概念に理解のない「肩書きにをぶらさげた生き物」ってのに,私は初めて泣かされました。団塊ならともかく,私とさして年代も変わらないくせして……まったく不思議な生き物だよ(泣)。

 物わかりよく振る舞うことは絶対に美徳ではない。明らかに向こうに非がある些細な物事が起こったとき,そいつが絶対に「謝らなかった」ということを私は軽く見てしまっておりました。で,私を悪者にするとき,そいつはそれこそ全力で悪者にしてきました。彼の組織の法律でその組織に属さない(請負人である)私をまさに恫喝し罰そうとしている(メールでは恫喝に近い強気,でも電話口ではソフトな物言いってのがいかにも許しがたい)。それって変なんです。変なのですが,相手は私が言うことで気に入らないものには,目や耳を塞ぎます。

 前述した連中の言い分というのは,たいてい「(私は課長なんだから)ふだん時間がないんだ!」といったものです。メールは4行以内にしろだとか,ずいぶんまあ偉そうな物言いが世の中に飛び交ってますが……一番必要なのはむしろ「少しぐらい冗長で相手をイラッとさせようが,うるさがられようが,とにかくコミュニケーションをとって意思確認をし続けること」ことかも知れないと思い始めています。自分の身を守るためにはそれこそ,向こうが「ダメ社会人のテンプレ」として列挙されている人間像そのものになりきって,しこたま疎ましがられ続けることが一番いいあり方なのかも知れません(笑)。どちらにせよ相手はパワーゲームにおいて上に立っていたいので,相手を上から目線で見下ろせる図式を作り出すことを企図しているみたいです。それは私が優秀な請負人であろうが,ダメダメな請負人であろうか変わりない。向こうははじめから私を支配しておくことを前提して取引を開始している。向こうさんがコミュニケーションを面倒がってさんざ先送りにしておいた揚げ句,締め切り間際になって,ある日突然わけのわからないキレ方をされ,そのことを正当化され,揚げ句は「あなたから降りてくれてもいい」って訳の分からない事を今更言ってきたりする(今やめられて困るのは貴方なのではないですか,と)。

 結局,私が「彼の意を汲んで優秀な仕事をしても」「彼の意を汲めずに仕事がおかしなことになっても」都合良く通ったら当たり前,都合悪いことはすべてパワーゲームによって私の非として押しつける企図だったわけです。非を問いただしても絶対に同情しがたい言い訳がついてくる。話が通じないなら上司を出せっても……おそらくは向こうは身内を守りにかかるでしょうから,もう喧嘩しても意味ありませんけどね。

 私なんてそんな大した人間ではないから,そういう物事とは無縁だと思っていたのですが……そういうことに巻き込まれやすい体質なんでしょうね(笑)。メールは必ず相手の肩書きを入れるだとか,かみ合わせの悪い状況が生じたときになんとなく「申し訳ありません」という文言をはさんでしまうだとか……それ絶対にやってはいけないってよく解りました。今後はもう一切◯◯様で通しますし,会社相手のメールにおいて「申し訳ありません」「失礼しました」は一切封印します(ああ,何て楽しくない……)。大昔,別件で「ある人のスケジュール管理ミスでダブルブッキングした」という出来事に遭遇したとき,本当にその人が「自分が悪い」ってことに気づかないままにフェードアウトしたってのもありました。とにかく埋め合わせなきゃならないから,全部私の判断でスケジュールの都合をつけたのですが,結局一言も謝ってこない。それどころか,そいつには後になってもっと大きな物事で私は悪者に仕立て上げられてしまいました。だから,とにかく私が「帳尻合わせて行動してしまう」前に,場を取り繕うのをやめてでもその場で追い詰めて解らせて謝らせなければならないみたいです(これも,世で言う「出来る人の特徴」として掲げられてるものとは真逆ですが。そんなのは「都合のいい人の特徴」でしかないんです)。その手の人っていうのは,どこまで自分が偉い人なんですかね,びっくりしています。

 昼間から怒りがおさまらないまま夜を迎えてしまいました……。

 いまはフリーに比較的近いところにいますが,世に出て働くことにおいて「上司」って動物とか,自社でしか通用しない「肩書き」ぶらさげた動物ってものには気をつけねばならないかも知れないと身をもって思いました。「怒る練習」をしなければならなくなるなんて,夢にも思わなかったっす。そのうち「恫喝する練習」もはじめなければならないんだろうか。まったく憂鬱なものです。

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