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いろんなことをつぶやくDJ番組的なブログ。文章書くことはまだ修行中の身です。


ネット海へ放ったいくつかのボトルメール( Messaga in a bottle )       カテゴリーは工事中です



有能な人から叱られたのか,無能な奴からキレられたのか

かため 社会 ぼやき

 

 今ふっと思ったのですが……表面的にはどちらもほぼ同じレスポンスが返ってきますけど,本質を考えるとそれこそ棒の両端ぐらいの開きがありますよね。

 私は基本的に他人から「注意を受ける」ことが極端に苦手です。だいたいは私が謝って飲み込んでひととおり凹んで,そのうち問題はフェードアウトしていくことになります(注意を受けるのは成果の質についてなんかでなく,上司の体面に関する物事であることが圧倒的に多い)。ただ,そういう時っていうのは私,間違いなく相当に不機嫌な表情を浮かべてしまってるでしょうから悪い印象は与えてしまってますけどね。でも物事の善悪が定まらない時点で「申し訳ない」顔なんかできません。よく「いまどきの若者は叱られ下手」なんていう話がなされますが,そもそも叱られ上手なことってのは何なんでしょうね。肩書きに長という名をぶらさげている連中に対して,尻尾を垂れて俯くことを言うのでしょうけど,正論で論破なんかした日にはエライことになりますよ(笑)。わけのわからない「コミュニケーション能力」などというものは別として,単に「実務」の部分において仕事ができるかどうか……でいえば,私の世代よりも今の世代のほうが数段スキルが高いことを痛感していたりします。そういう意味では部下の「コミュ障」なんてものは全然悪いことなんかではない。上下関係が「非対称」なのはともかく,コミュニケーションというものは本質的に「対称的」なものでなくてはならない。そこに「コミュ障」なんて言葉を滑り込ませること自体がパワハラだと考えています。意思疎通がうまくいかない事態において,頑張らなくてはならないのはむしろ「管理職」の側にいる者ではないんだろうか。現場で従事されている皆さん,ひょっとすると問題がすり替えられてるかも知れませんから。

仲間どうしの「コミュ障」とはまったく別の問題として考えて下さいね。そちらは上下関係論でない。状況によってはイジメ論になりますが……そこはまた別の機会にでも。

 

 ところで……注意されたのはどんなことだろう。

 まあ失敗とか成果とか,結果に関する物事だったら仕方ない(ただ安全に関するものはその限りではない。運転手さんや医師に対してそんな悠長なことを言ってはだめですものね)。人間誰しも「ヒューマン・エラー」は起きますから。そんなときは潔く気持ちを切り換えることです(これは私自身に強く言ってやりたい)。注意力不足に起因するものはチームで駆逐されればいい。だったら「注意する」って物事は単に「俺が面倒になる仕事をするな」と言われているだけなのですから。そのとき怒られたら,あとは忘れちまえばいい。あるいは時間をおいて,忘れてしまったぐらいの頃にもう一度,その成果物を「他人が作ったもの」のようにチェックし直すぐらいしかできないでしょうね。少なくとも努力とか根性とかで解決することなんかではないわけだ。いずれにせよ……そういうスペックの人として(クビにならない程度に)ゆるゆると生き残っていくのが一番でしょう。

 または,仕事の進め方の部分が上司にとって「気に入らない」(つまり相手方にとって「理解できない」)ことで注意を受けるかも知れません。上司から指示してくる物事なんかはまるで抽象的で「自分で考えろ」風の丸投げ,青息吐息で取り繕ってせっかく上手く行きかけてるのに,その「やりかた」が気に入らないらしい……どうやら「俺に理解できない」ってことにキレている事態が「オマエに警告する」ってふうな恫喝にすり替わっているらしい。だったらそれは間違いなく「コミュニケーション不足」です。

 昔ながらの「ホウレンソウ=報告・連絡・相談」に関してはむしろ私は肯定的なんです……だが,どうも最近の上司ってのは,変な合理主義幻想にとらわれているとでもいうのでしょうか。報告すべき物事に「くだらないことを長々と喋るな!」って風に,向こう側からフィルターをかけて持ってこいとでも言ってるようなフシを感じるのです。フィルターかけちゃったら,それ「報告」なんかではないと思うんですけど(笑)。きっと中間管理職あたりはご自分がしんどいので,あまり負荷のかかる頭の使い方をしたくないのでしょう。管理職自らが「ホウレンソウ」を面倒がってるオーラを放ってる,そんな状況って……何なんでしょうね,あれ。

 で,ずいぶん私は考えました(というか悩みました 笑)。気づいたときには「あ,そうか」って思ってしまったんですよね。つまり「私が間違ったことをやって怒られても,正しいことをやっているのに相手の無理解からキレられても」ほぼ同じ姿をしたレスポンスが返ってくるんだよな……ってこと。だからこそ,注意されるという事態を怖がっていてはいけない。何かの注意されるときってのが,必ずしもこちら側に非があってそうなっているとは限らないわけです,体面上とりあえず「謝っとけ」ってだけで。コミュニケーション不足で相手がキレてるというのなら,それは相手に非があるのです。管理職の側から報告を求める「権限」を彼らは有しているのですから,報告なんてものは部下のほうからいちいちタイミングと空気を読んで行う物事ではないからです。部下からのアクションに関しては,ただ習慣としてやっておけばいいだけのことでしかない。

 雇用されている側がここまで賃金下げられて,ブラック企業においてここまで「おかしなこと」に付き合わされているんですから……もうそろそろ,そんな変な慣行はやめてしまえばいい。管理職にはそれなりにルーピーな物事を押しつけて一緒に悩んでもらえばいい。管理職にとって「都合いい部下」になる必要なんてない。終身雇用の時代はもう終わったのです。気に入られてそのポジションに就きたいなんて思ってても,懐にすり寄っているその上司のクビが飛んだ後には結局は何も残りません(笑)。

ここまであまりにも威勢良く書いてしまいました。ただ……このエントリーはあくまで「ちゃんとした仕事をする」ことを前提にしています。雇用者・管理職から使われる側のルサンチマン(ねたみ・ひがみ)の要素が入り込んでしまうと,本当にカオスになってしまいます。そこんとこだけは,くれぐれもよろしくお願いします m(_ _)m。

 

 

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